時間を上手く使えない。僕が試した時間ダイエット方法
時間をうまく使えていないなあと思っていた。
あんなにあった時間がいつの間にやらなくなっていた。
一体なぜだろう。
そればかり思い不完全燃焼していた。
けど、自分なりには
結構いっぱいいっぱいにやっているつもりだった。
そうやって何か解決策を探していたときのこと。
「時間管理」で様々に調べてみた。
この本でドラッカーの言葉に出会った。
「成果をあげる者は仕事からスタートしない。
時間からスタートする。計画からもスタートしない。
時間が何にとらわれているかを明らかにすることからスタートする。」
↓
仕事にガムシャラにとりかかるのではなく
時間が何に使われているのかを意識することから
仕事を始めるということ。
「次に、時間をマネジメントすべく
自らの時間に対する非生産的な要求を退ける。」
↓
自分が意図しなかった時間があるならば
その時間を削るということ。
「最後に、そうして得られた時間を大きくまとめる。」
↓
削った時間を一カ所に集中する。
例えば、9:00〜9:20と10:45〜11:00の合計35分削れたなら
他の仕事を前につめてまとまった35分の時間を得る。
ドラッカーはまとまった時間こそ重要と言う。
「最低でも年2回、3、4週間にわたって記録をとる。
記録を見て日々のスケジュールを調整し、組み替えていく。
時間の使い方は練習によって改善できる。」
ちなみにこれは
以下のブログに図のように目で見てきれいにまとまっているのですごく役に立つ
ドラッカー図解:成果をあげるための時間管理|ビジュアルシンキング
この助言をもとに
「時間のレコーディングダイエット」
を考えだし、始めた。
レコーディングダイエット
というのは
自分が食べたものを
それをボイスレコーダーなどに自分の声で吹き込んで記録することで
自分の食事を客観的に見て自覚して
適正な量の食事へと改善して行くと言う
岡田斗司夫 さんが生み出した。
一風変わったダイエット方法だ。
それを時間に応用した。
余分な時間をカットして
使いたい時間へと回す。
本当のレコーディングダイエットのように
音声で記録まではしていないのだけど
自分が使った時間を紙に書き出すようにしている。
最初はA4サイズくらいの紙にいつも書き出すようにしていた。
けど、街中で歩くときにいちいち紙を出して
今の時間な何をやっていたなんて書き出すことはできない。
そこで
いつもポケットに入っているiPod touchのメモアプリに入力するようにした。
やり方は簡単で
4文字の羅列は1220とは12:20ということ
12:35まで立ち読みしていたら1235という感じ。
とにかく
かけた時間とその時間何をしていたのかがざっと分かれば良い。
このダイエットをすることで
自分では生産的な仕事
何かを生み出す仕事をたくさんしていると思っていたのに
意外と誰かへの連絡にばかり
時間をとられているのだと気づくに至った。
さらにやっていくことに気づいたのは
やっていることの区切りを意識するようになった。
というのも、このレコーディングダイエットは
やったこと単位で記録するので
だらだらと色んなリンクを飛んだりして過ごした時間は
結局のところ記録できない。
だから
今これは何をしているんだ?
というようなことをすごく気にするようになった。
そうして今日のレコーディング結果を
一日の終わりに見て
今日の時間の使い方をチェックする。
意図せずして使ってしまった時間は
どうしてそうなってしまったんだろう?
と考えて、その対処策を考えるようにする。
時間の量を増やすことはできない。質を高くすることはできる。
と言う言葉をすごく大事にしている。
夜寝るときに
ああ、今日はなんて中身の濃い一日だったんだ
と思って寝ることほど
幸せなときはない。
<この記事に関連する記事>
ただよく考えればこの記事に関わるような考え方を
もうすでにあの頃見いだしていたんだなあと思い出した↓
佐藤ノート№12 〜バスは最善の通学方法〜