人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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結果が出ないときこそ、ごちゃごちゃ学ぶな、身体を使え

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物事がうまくいかないときって、インプットばかりのときだと思うんです。

本読んだり、記事調べたり、講演なんかで人の話聞いたり
それで満足している。

身体をつかっていない。


書法習字廢紙
書法習字廢紙 / XXC

最近筆ペンで字を書くことにハマっているんですが
左利きなので、左手を使って筆字を書くと、どうしても綺麗に書けません。
ので、やっぱり右手で書こうと思うわけです。


ただ、書いてみると分かるのですが
右手で書くと、利き手なら簡単に思えた、
「ハライ」「トメ」「ハネ」
これがものの見事にうまく書けないんです。


手が思ったように動いてくれなくて
下にハライたかったのに、左にハラッたりする。


けど、何時間も、何百字も書いたりしていると
利き手じゃないと言っても、少しずつ、少しずつ慣れてきて
だんだんと、思ったような字に近い文字を書けるよになってくる。


「ああ、ここで少し手から力を抜けば細い線が引ける」
「左にハネたいなら、左にハネようとするんじゃなくて、左上にハネようとすればうまくいく」
そんな感じに。



そして、集中しながら何文字も書いていると気づくことがあるわけです。


久しぶりに抱く感覚。
身体が思ったように動けなくて、それを実感しながら、コントロールする感覚。


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shutterstock_144046255 (3) / USDAgov


初めて感じたのは、確かサッカーをやり始めたとき。

「まっすぐ蹴るには、足の内側に当ててそのまま押し出すように」
コーチがそう言って、頭で理解する。
理解すると、できる気になる。うまくなった気になる。
けど、蹴ってみると、ぜんぜん真っ直ぐ飛ばない。


だから、何本も、何本も蹴ります。
そうして、自分の身体をどう動かせば、どう思ったとおりに物事が運ぶかを知るんです。



またそんな感覚を抱く別のときは、朝目覚めたとき。


自分としてはスパッと目覚めて集中したいのに、身体はそうはいかない。
眠気は消えないし、食欲はないし、頭は動かない。


だから、
自分が身体を動かしたい時間よりも1時間余裕を持って起きてみる。
起きたらシャワーを浴びてみる。
朝ごはんは少なめにとってみる。


そうして、だんだん思ったように身体が動いてくる。


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R0012406 / imgdive


思うに、人生で何かを実現したいときは、ずっとそうなのかな、と。


頭でっかちに考えて、
うまくなった気、できた気になるけど
実際に身体を動かすと、物事は思い通りにいかない。


だから、大事なのは、身体を動かして「まずはうまくいかないんだ」と知ること。
それから「じゃあどうしたらうまく動くのか」と考え、いろんなことを身体と相談しながら試してみること。


物事をうまく動かしたいなら
頭でっかちにならないようにしたい。
身体を使って、試行錯誤していく。


何文字も何文字もやって、頭に入れて描いたことが、身体から出て行く。


人生を、かっぽしよう

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