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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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「おまえ、みんなバカだと思ってるだろ」と上司に言われた。その通りだった

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「みんなバカだと思ってるだろ」
そうバイトの上司に言われたのは、突然のことだった。

バイト先の企画を見て、自分なりに意見を言っている時だった。
今思えば「こんなん上手く行かなくないすか?」という鼻につくような意見の言い方をしていたと思います。


内に秘めた気持ちに「自分のが一番だ」という気持ちがある。
けど、そこで相手よりも自分ごとにできないと、自分が一番バカ。



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「それでも良いんだよ。おれは嫌いじゃないけど」
と上司は言う。

「たいていの人間は自分が一番賢いとか、賢くなりたいと思ってるわけだ。
 そういう乱暴さがあってもいい」

それは、予想しない意見でした。

「ただ、その分、自分の意見に対しても厳しく評価しろ。
 自分だったらそれをどうするのか、リアリティ持って考えてみなさい。
 データをきちんと拾ってくるとか、先行事例探してくるとか。
 それじゃ3歳児と何も変わらんよ」


そのときに、今の自分が外から見たら一番バカであるかのように言われた気がした。



人をバカにするなら自分ごとで考えろ

大切なのは
相手のどこがバカで、自分ならそれをどうやったら乗り越えられるか、実現できるか、という、危機感で。

まるで自分ごとのように調べて、自分ごとのように計画を立てて、結論を出す。

そうして来ると、相手がバカだと思っていたのに、案外相手の困難な状況が見えてくることが多い。


ディベートを、毛嫌いする人もいる。
相手の結論を否定し、批判することは、相手を尊重しないことにつながるのだと。
ただ、全力でやろうとすると、その意見は違うということが分かります。
相手に「違うよ」と言おうとすると、相手を全力で知ることにつながり、ある意味理解することにつながります。
中途半端に否定しようとするから、相手を尊重しないことにつながるのだと思います。




 ***



自分が一番賢いと思いたい。
けど、きちんと自分だったらで捉え直す。

そうしないと、自分が一番バカで滑稽に見えちゃうんだと思う。



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人生を、かっぽしよう
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