人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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悩み「何度も浮気で求められてヤってしまう」← 抱かれるのではなく「抱かせ」たまえ

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相談

お悩みに対して、大地が脱線をしたり、一緒に悩んだり、脱線をしたり、たまに解決策めいたものを出すかもしれない、このコーナー。


今日は浮気とカラダと恋愛についての相談

clam
clam / ftomiz

(24歳 女性)

私には3年生(筆者注:大学)のとき好きな人がいました。バイトの先輩Aです。
Aは私を可愛がってくれてしょっちゅう何人かで遊んでいました。


そして3年のおわりに告白しましたが、
「可愛い後輩であって恋愛対象ではないから付き合えないけど、
 Z(私)がいいならいままで通り遊んだりはしよう」
とふられました。

けれどその数日後宅飲みをして他の人が帰って2人になったとき、
身体を触られそのままやってしまいました。


Aが私の事をどう思っているのかよくわかりませんでしたし、
当時Aをとても好きだったので流されてしまいました。



そんなことが数回続いた後ぱたりと遊ばなくなりました。



その後Aが同じバイトのBと既に付き合っていたことが発覚し、
また私の後に同じバイトのCにも手を出していたようでした。


私はしばらくAのことを引きずりましたが
その後ふっきれてM1のとき彼氏ができました。
でもその彼氏にも酷いふられ方をしました。


そのとても落ち込んでいる時、
仕事の資料をもらう関係でAと2人で会う機会があり
また身体を触られそのままやってしまいそうになったのですが、断りました。


私はふられた直後で人肌が恋しくて自暴自棄だった上に
Aを好きだった気持ちが残っていたのだと思います。



そこからまた2人で頻繁に会うようになり最終的にまたやってしまいました。


私はこれをとても後悔して
もう二度と2人きりで部屋で会うのはやめましょうと言い、
Aもこれを了承しました。


けれど今でも2人でお昼を食べに行ったり喫茶店に行ったりして
その度に6時間くらい長話をしています。


近いうちに2人で岩手まで日帰りでドライブに行くことになっています。
まだAはBと付き合っていますが私は彼氏はいません。



例えいまAに告白されたとしてもAは女たらしなので付き合いたいとは思いませんし、
そもそもAも私を恋愛対象としては見ていないと思います。


日帰りのドライブとはいえ2人なので浮気と言われれば何も言えませんし、
そもそも過去に何度も先輩後輩の一線を超えている私とAです。



友人にはこのまま会っていたら
いつかまた流されてやってしまうからやめろと言われています。
でも一緒にいると楽しくてなかなかやめられません。



大地さん、どう思いますか?

うん、抱かれてはいけません。抱かせるのだ!



「こんだけ与えたから付き合える」はまず意味なし

「カラダこれだけ差し出したから、リターンとして付き合うはず」
みたいなことがもしも頭の片隅にでもあるとしたら、そういう考えは捨てたいところ。

そういうこと言っても、今回のAさんのような方には
「カラダと心は別」
って相手は言うのが大抵のところの言いわけです。


だから、付き合うとかそういうこと、ちょっと考えないでみる。



好きなのだ。
だから、一緒にもいるし、セックスすることもあるのだ。


そんなふうに、ちょっと枠を取っ払って考えてみる。



それで一緒にいたいならいる。

付き合うことがゴールみたいな考え方に囚われない


まずはそっからだと思います。


飯食いに行こうみたいに性欲のはけ口にならない

steamed japanese clam in sake
steamed japanese clam in sake / [cipher]

人肌恋しいときだって、ありますよね。
よくね、聞くんですよね。
お酒飲んじゃうと人肌恋しくなっちゃってそのまま…
なんてことを女性たちから。



もしも、カラダ目当ての付き合いを見直したいなら、
「飯食いに行こう」
みたいな感じで行ってはいけないと思うんですよ。

相手はもうそういう状態ですよ、いってしまえば。

というのも、完成してしまってるんだと思います。
相手の必勝パターンに。
「好きです」

「恋愛対象じゃないけど、これからも」

「部屋に上がる」

「やってもオッケー」

都合の良い相手
っていうスパイラル。

ズルい男性の必勝パターンというか、感覚で掴んでるんですよ、ぼくら彼らは。
ああ、この人、駆け引きすればセックスまでしてくれるなぁって。


そこにね、相談者さんも乗っかってはいけない。

もう手を伸ばせばポテチがある、
みたいなクセづいた欲に自分の大切なものを差し出す必要はないんですね。
そのポテチは、もはや相手からするとなんだっていいんです。
じゃがりこでもいいかもしれない。
ダメです、「私は堅揚げポテトよ!ちょっと高いのよ!」って主張していかないと。


1度それは考えて欲しい。


そして、それでもいいの、と言うなら、
付き合わずとも今みたいな関係でいいと思います。


ただ、いちばん大切なことは
「抱かれる」のではなく
「抱かせる」という感覚を大切にして欲しい。





抱かれるのではなく抱かせる

Clam shell colours
Clam shell colours / Ruth and Dave


別に清く正しくお付き合いを、とか言いたいわけじゃなくて

「抱かれ」ちゃいけないんですよ、そういう男には。
「抱かせ」ないと。

「抱かせてあげる」くらいじゃないと。
こっちは抱かせるし、相手は抱くし。
そういう状態でやっとこっちも余裕持って見れると思うんですよ。


「求められるから抱かれてる」
という感覚を
「抱かせたいから抱かせてる」
って考える。

そうすると、相手に向かって自分で選択していることになる。


要するに、今の不安定な状態は
相手が求めてくるから、ということではなくて
私も一緒に作り上げている、選んで決めたんだって受け入れてから始まると思うんですよ。



「抱かれてる」うちは、
ふたりの関係の中に、
「それでもそういう関係を選んだ自分」
を見つけられなくて
苦しくなっちゃうと思うんですよね。


不道徳な関係だろうと、なんだろうと
私は相手に抱かせているんだし、相手は私を抱いてるんだし
そうやって、ふたりで今の状態を作り上げてるんだし
って。




 ***



けど、なんかカラダの関係って、ある意味すごい素直なもんだと思うんですよね。

心なんていうよく分からない、見たこともないものと違って、確かにそこにある。


カラダから始まる関係もあるし、
つまるところ、恋人たちは直接会わないと満たせないものってカラダのようなスキンシップだと思うんです。

copy.hatenablog.com
copy.hatenablog.com



そこらへん、どうでしょうか。


果たして
「付き合ったから満足」
ってあるんでしょうかね。
付き合った瞬間なんかよくわからない束縛されて困ったみたいなこともありますもん。


けど、付き合わないってことで、どっかで「心」みたいな何かは、満たされないこともある。


カラダとココロって難しい。
むずい…


「人生かっぽ」では、大地に一緒に悩んで欲しいことを随時募集しています。


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