人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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アドバイスして嫌がられる前に「感情120%モード」になってみたら

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「どうしても彼女にあれこれ言ってしまうんだけど」
という相談をしたのは僕でした。


男はアドバイスをしたがる生き物だ
みたいなことはよく目にします。


そしてそれを理由にケンカが多いことも確か。
ぼくは以前それで別れを経験したりもした。


「感情120%モード」
ぼくの考えた方を変えたのはこれでした。


Grapes
Grapes / tribp


女性に相談しても、結果的には
ぼくに残念な気持ちしか持たせませんでした。


やっぱり女性の気持ちは女性に。
そう思って相談したのに
「女はね。聞いてほしいだけなんだよ」
とそんな答えばっかり金太郎飴みたいに返ってくるからです。


知ってるよ。
そんなんもうネット上にも載ってるんだよ。
教科書的な答えばっかり返しおって……!


それでも、
それでも、相手が楽になる方法が頭をよぎったらそれを言ってしまうんじゃないか。
君らはあれか、視力の超悪い恋人が「メガネメガネ」言うてるのに
「メガネはね、ここだよ」って教えてあげるのが、そんなに迷惑なのか。
「私はメガネがなくて困ってるんだよ……」
「そうか困ったね〜うん、本当に困ったね」
ってうふふあははって受け止めて欲しいのか。


女性の気持ちは女性に聞いたほうが早いと思ったけど、そうではなかった。
ぼくは聞き上手な男性の先輩に相談してみました。


Grapes
Grapes / tribp


そうしたら彼は
「『徹底的な味方になること』これしかないよ」
とぼくに教えてくれました。


彼が言うにはこういうことでした。


とにかく彼女が話しているときは
自分の頭の中であれこれ解決策を探したくなると思うけど
そういうのはとにかく1回ぶん投げる。
彼女の徹底的な味方になること。
話はそれから。


そこまで聞いて、ぼくは
「味方にはなってるつもりなんすけど」
と返しました。


味方になりたいから、早く助けたいから
頭を絞って相手に助け舟を出すんだけどなあ。



「いや、味方だとまだ甘いなあ」
と先輩。


「もうね。味方以上になるくらいだな。
 彼女があることについて怒っているなら、そのことについて彼女以上に怒ること。
 彼女が、やめて、それくらいにしてあげてというくらいまでむしろ自分が怒ってあげること。
 彼女があることについて悲しんでるなら、そのことについて彼女以上に悲しむこと。
 彼女が逆になぐさめてくれるまで、悲しむこと」


「そんなもんですか」


「だってさ、よく考えてみ。
 自分が耳を傾けようと思う人って自分以上に怒ったり悲しんだり喜ぶ人じゃない?
 スピーチとか見ても、そうだ、ほんとにその通り!って一緒に怒るから、
 彼らのこうしていこうよ!っていう提案を聞くんじゃないの?」

と。
確かに。それはそうだ。


ただ、このときはまだ、
納得はいくけど内心ホントかなと思っていたのですが
後日、本で同じような内容を見たんです。


どういうことかと言うと
泣いている子どもを泣き止ませる一番の方法は
好きなものを買ってあげることでも
言い聞かせて泣き止ませることでもなくて
子ども以上に泣き騒ぐことだ、と。
そうすると、子どもはびっくりして泣き止むそうです。


はたして、この2つのことが本当に同じことを言っているのかははっきりは分かりませんが。


これをぼくは「感情120%モード」と勝手に呼ぶようにしました。
相手の感情が100%だとしたら
自分は同じ感情を120%の状態にする。これです。


Ummm...Grapes. That is all.
Ummm...Grapes. That is all. / jamesskivington


「ほんとにムカつくな、それ、信じられない」
「そっか〜うあああそっかああ。えええショック!」

こうやって120%になると、不思議なことに
本当に気持ちが乗り移ってくるような感覚です。
最初はアドバイスしようと思っていたのに、気づけばそんなこと忘れているという(笑)
全然ムカつきもしないことがムカついてくる。
全然悲しくもないことが悲しくなってくる。
その上で、どうしようか、と改めて考えると、
自分のはじめの考えが他人事みたいに思えてくる。



気づいたのですが
結局のところ自分が理解できない人の頭の中の状態になってあげるには
「演じる」ことが一番だと思うのです。


演技者が、演じているうちにその人になりきって
しばらくその人の気持ちが抜けないということがあるんですが、
それはこれを地で行っているのだと思います。


また、これを利用して
演技で共感力を養うワークショップをやっている方を雑誌で見たことがあります。


だから、頭で理解して相手のことを理解したいなんていうのはまだ甘くて
一度、その人になり切ることが必要なんですね。


Grapes
Grapes / Anders Ljungberg


視力の超悪い恋人が「メガネメガネ」言っているときには
「メガネはね、ここだよ」って教えてあげるのは、やっぱり助かる。


けど
「私はメガネがなくて困ってるんだよ……」
と言った相手に
「ここにあるじゃん」と言って渡すんじゃなくて
「マジかよ!それ大変じゃない!探そうよ」
とまず一緒の気持ちになってあげる。
そこからだと思うんです。メガネを探してあげるのは。




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