人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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人が集まる7つのコツ!仙台駅期間限定出店の「ハッピークレープ」に学べ

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先日、仙台駅の2階改札口を抜けると
そこには「105円クレープ」というのぼりがある販売店がありました。

このお店「ハッピークレープ」という食べきりサイズのクレープ販売店なのですが
その売れ行きの良さからどうしてこんなに売れているんだ?と考えてみました。

すると何とびっくり仰天するほど人が集まる工夫がなされていたんですね。
で、「これイベントに人を集める方法にもそのまんま参考にしたいなあ」と思いました。


今回はハッピークレープの人集めの方法を参考に
実店舗やイベントを開く際に人を集めるコツを考えてみましょう。

ポイントは大きく分けて7つ

1. 人が集まりやすい場所へのポジショニング
2. 行列効果
3. 珍しさ
4. 信頼あるところが認める
5. みんなが認めている
6. 価格設定
7. 豊富なバリエーション


まず論ずるよりも感想を

めちゃくちゃウマかった。
ハマった。
ヤバい
モチモチ
(*´艸`*)
僕はミルクプリンが好きだ!

写真はブルーベリーチーズ


では、本論へ…

人が集まりやすい場所へのポジショニング

駅という最も人が集まりやすい場所への出店が鍵ですね。

まず人に見てもらわねば話になりません。

そして見た人の中には「何あれ?」と言って店に寄って行く人もいます。
「何あれ?」と思わせて数秒動きを止める。

僕も、いつもと違う様子に
何あれ?と思い、ものは試しに見てみようと思いました。

これをイベントに当てはめるなら?

たくさん人が見てくれる場所にチラシを出す・ウェブサイトで告知する
あるいは人がたくさん見ている時間に宣伝しましょう。
まずはたくさんの視線を集めることです。


行列効果

何あれ?
と興味を持って僕は近くに寄って行きました。
ただ、実はここにも工夫があります。


行列・人だかり

これです。
なぜこれが僕が近くに寄って行く上で大事なのか?
それは、自分が店を見るたくさんのうちの一人でいられるからです。

たくさんのうちの一人であれば
もしお店に寄って行って買う気がしなくても
簡単に離れて行くことができますよね。

けど、自分だけがそのお店を見る人であればどうでしょうか?
もしも店を見た上で買わないとしたら店を離れづらいと思い
だから見るのを遠慮するのではないでしょうか?


こうやって自分一人だけじゃなくてみんなもいる
そんなに身構えなくても良い
という人だかりの状態を作り出すことで
まずは見てもらうというステップに進んでもらうことができます。

これをイベントに応用するなら

たくさん人がいるからなんだ?と思う=たくさんの人にSNSなどで口コミをしてもらう
試しに様子を見ることができる=前回参加した人のコメントを動画や文字で伝える
などしてみると良いのではないでしょうか?



珍しさ

お店に近寄るとまず目に入るのが「3/31まで販売!」という文字
どうやら期間限定みたいです。
店に貼ってある紙にも「突如として現れる」みたいなことが書いてあり
僕はこう思います。「これは買わねば次いつ食べれるか分からないな」

これ希少性とも言われます。つまり珍しさ。
「これしかないよ」と言うことで
「あと、いつ手に入るか分からない!」と焦ります。
手に入りづらいことをアピールして購買欲をそそるのです。

実際
ここにはいつもミスドを置いているのですが
ミスド以上に人気があり毎日長蛇の列です。
ミスドがここまでなっていないのは
ミスドが街中でも買えるからですね。

これをイベントに当てはめるなら?

ここでしか会えないようなゲストを呼ぶ
今回のイベント以外でいつ開催されるか分からない
など伝えると良いですね!


信頼あるところが認める


お店の周りには新聞が貼られたり、「◯◯という番組に取り上げられました!」という張り紙がしてあったりして
どれだけ様々なメディアに取り上げられているかが分かりました。

こうやって自分が知っているメディアや番組に取り上げられると
「へえ、ここってすごいんだ」
「信頼性あるなあ」
と思って安心しますし、美味しさの証明にもなります。
購入しやすくなりますよね。

これをイベントに当てはめるなら?

もしもイベントが新聞などに取り上げてもらえるならば
「◯◯に載りました」など取り上げてもらったことをきちんと伝えましょう。



みんなが認めている

商品棚の上には所狭しと今まで買って行った人たちの写真が並んでいるのに気づきます。

それを見ると
みんなに愛されているんだなあ。
長くやっているんだなあ。
とちょっとした安心感にもつながります。

「参加者の声」や参加する人が見えるようにして
みんなも買っていますよ
ということを何らかの方法で見せることができれば
購入者は安心して購入してくれます。

これをイベントに当てはめるなら?

前回参加者の写真やスタッフの顔を載せることは重要です。
文字で伝えるだけではなく、会場の雰囲気やスタッフの笑顔を載せるようにしましょう。

価格設定




ハッピークレープは105円と150円という2種類の価格設定
105円であれば5個買ったとしても525円です。
僕はお得と感じました。

これが1個250円だとしたら
たぶん同じ料金でも2個は買いませんでした。
なぜって1個の値段がそこそこ高いので
失敗したくないと考えて1個に抑えるからです。


そして
この店の150円のクレープも意味があります。

このお店の中で「安い、高い」という基準を作り
「(このお店の中では)安いよね」と考えて
買いやすい気持ちを作り出すのですね。


これをイベントに当てはめるなら?

1個あたりが試すのに気軽な値段であること
そして他の選択肢から選ばせること
これが購入を促進する工夫でした。
イベントでも、価格設定を選べると良いですね。
例えば、このサービスを付けないとちょっと安くなる、とか


そうして購入に至る

こうして僕はハッピークレープと言う
初めて見たものを買うに至りました。
単なるまぐれ人気ではなく
初めてのお客さんでも買いやすい工夫がなされていたわけです。


リピーター作りには商品の良さと豊富なバリエーション

実は僕、現時点で合計3回購入しているんです。1回だけではなく。
美味しいんですよ、皮がモッチモッチしていて。ホント。

で、こういう僕のようなリピーターを作るにも大事なことがあります。
それは、豊富なバリエーションを見せると言うことです。
一度で買い切れないけど、次回来たときに楽しみになるような。


もちろん、リピーターを作るには
購入したものがきちんと美味しくなければいけません。
そこはやっぱり商品自体の実力が必要ですね。
で、何度も言うようにめちゃくちゃ美味いからね、これ。

これをイベントに当てはめるなら?

この人の開くイベントにはまだまだ他のネタがありそうだ。
ということをイベント中に示しておくのが良いと思います。
例えば、「こういうイベントもやっています」というチラシをイベント中に配るとか
「このネタについては今日は時間がないので別の機会にします」と言って違うネタを匂わせたり。


3/31まで仙台駅2階改札口を抜けたところにありますので
機会がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ホント、美味しいです!


また、4月下旬に
イベントに人を集めよう!をテーマにイベントを開催する予定です。こちらでも告知するのでお見逃し無く!


ハッピークレープについてはこちら
http://100yen-crepe.com/


ハッピークレープスタッフさんのアカウントはこちら
https://twitter.com/happy_crepe_hj