人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

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集中力がまるでない大学院生は、机を2つ使って集中している

んおう!今日もうこんな時間じゃん!
うあっ! ええっ!もっと論文進めるはずだったのに!
というぼくの心の叫びが、よく研究室のデスクで響いていました。


ちょっとだけ……ちょっとだけ……
そうやってネットを開いてちょっとだけでは済まないのがいつも。


そんな雑念に対策するためにいろいろ試した結果
大学院生であるぼくは今、研究室でデスクを二つ使うことで乗り切れています。


Time is Money
Time is Money / Tax Credits

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なんとかしようと席替えを試みた

IMG_1071


最初は、研究室でこんな過ごし方じゃなかったんです。
デスクが割り当てられて、
そこで時間を有意義に使えていたんです。


けど、気づいたときには、
集中力散漫な状態になっていました。


研究室に着くと、調べ物をしていたはずが
なぜかいつの間にかウェブサーフィンをしている。
そして日が暮れる。
思い返して「ウェブサーフィンをしてた」と覚えていればいいんですけど
もはやどうして時間がないのか思い出せないときもある。


いや、あかんなこの状況は。
何か手を打たねば。
そう思ったわけです。


そこである日
「席替え」をしてみることにしました。
研究室ではデスクを何個か配分されているので
違う席に座ることにしたのです。


「なかなか馬鹿な打開策だな」
自分でも、そう思っていましたが
これがびっくりするほど効果がありました。


画像が、そのときの座り方です。
まさに、その席替えをして数日後に撮ったものです。


IMG_1071


左側のデスクが席替えをしたときに座った席です。
右側のデスクが席替えをする前に座っていた席です。


今はもうちょっと変わっているのですが
この左側のデスクに座って、
「今日はここで紙に論文のラフ原稿を書こう」
と思ったのですが、あまりにもサクサクと進みました。


で、あまりにもその効果にビックリしたんで
よくわからないですけど、
記録用に画像を撮ったということです(笑)


これは一体、なぜだったのか。



場所は「モード」を作り出す

Cafe Cafe
Cafe Cafe / takekazu


これがうまくいった理由は
「モード」の話だと思っています。


みなさんも、経験上
ある場所に行くと、ずいぶんと気分が変わる経験が
あるのではないでしょうか。
例えば
スタバに行くと
落ち着いた気分になったり
読書する気分になったり
高級なお店に行くと、
自分がリッチな気分になったり
言葉遣いも丁寧になったり。


ある行動や考え方をする気分や状態を
ぼくは「モード」と呼んでいるのですが
スタバに行ったり、高級なお店に行ったりという条件で
自分の行動や考え方が変わることを
「モードが変わる」と呼んでいます。


モードが切り替わるスイッチは
食べ物や聞く音や感じる温度などあるとは思うのですが
今回の席替えは、
スタバに行ったら気分が変わるというような
場所によってモードが変わっている例と同じでした。
「このデスクに座ったら論文のラフ案しかしない」モードに変わっているのです。


「ここに座ったらこれしかしない」
という役割を自分に与える。
そうすることで、
SNSやウェブページを開くことを
選択肢に持たない自分を作り出すことに成功したわけです。



以前の記事もこれと同じように、
場所によるモードコントロールを使ったものでした

逆効果な「スタバで長居」効率上げるなら「マックをハシゴ」 - 人生かっぽ — 佐藤大地のブログ



以前は研究室のデスクで集中できたのに
ある時期から集中できなくなってしまったのは、
デスクで
論文をやる自分
メールをチェックする自分
SNSをチェックする自分
読書をする自分
など、いろんな自分を時間がたつにつれて許し始めたからだと思います。
ひとつの場所でいろんなモードになってしまっていました。


そうやってひとつの場所に、いろんなモードを持つと
どうしてもそのとき自分がやりたいことを
優先してやってしまうようになります。


家でもそうですよね。
テーブルでごはんも食べればテレビも見る
となってくると、生活にメリハリがなくなってダラダラしていきます。


だから、場所にモードをもたせるということは
集中する環境を作り出すにはとても大切になってきます。



デスク2つでやることを分けた

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今、ぼくは
デスク2つそれぞれにモードをもたせています。
先ほど画像で上げた
左のデスクでは「紙とペンだけを使って作業するモード」
右のデスクでは「PCを使ってラフ原稿を打ち込んだり調べ物をするモード」
とモードを使い分けています。
そうすると、かなり集中できるようになりました。


SNSを開こうとする自分がいたら
「あ、ここは開かないモードだった」
と、結構自分を抑えることができるんです。


「この場所ではこういう自分」
というモードをいろんな場所につくること。
そうやって、雑念を払って集中すべきことに力を注げるようにしています。



人生を、かっぽしよう
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